【体験談】新卒1年目「仕事辞めたい」と言えない日々…でも辞めた。

仕事を辞めたいと言えない状況は、とても辛いものです。

まして新卒なら、職場や上司にどう言っていいのか…

仕事を辞めたいけど、新卒だから理解してもらえる気がしない。

新卒だけど、辞める意思をうまく伝えられる方法ってあるの?

新卒だからということで、言い出しづらくて苦しい状況にはなりがちです。

辞めるという意思を固めているなら、方法はあります。

この記事では、新卒だから「仕事辞めたい。」と言えない状況に苦しんでいる方に向けて、対処方法を解説しています。

私は新卒で辞めて、転職した人間です

私は、新卒で損害保険会社に入社しました。地元の札幌にあった支店の営業部です。

担当は法人営業で、主に建設会社に電話アポを取るなり飛び込むなりして、労災の上乗せ保険の契約を取る仕事です。

朝7:30に出社して、日中は札幌から100km離れた苫小牧市で外回り営業。業務を終えて退社するのは23時頃。

成績が安定するまでは土曜日も営業に出るように言われていました。

だから、週1回の日曜日の休みは、夕方まで泥のように眠る。

負けず嫌いな私は、とにかく飛び込み営業をしたし、平日にアポが取れない会社には土曜日に訪問し、フットワークを武器に営業しました。

1年目で営業方法を一通り叩き込まれて、2年目からは顧客を増やすことに注力していきます。

しかし、1年間もこんな生活サイクルを続けると、次第に体が付いていかなくなりました。

無理もありません。休みが足りなくて、疲れが取れないのです。疲労が蓄積していました。

本当にこんなに働かないと生きていけないんだろうか?

周りに目を向けると、ちゃんと週2日の休日をもらっている人だってたくさんいる。

私は、「この仕事は今じゃなくてもいい。自分が本当にやりたい仕事を探しなおそう。」と思い始めました。

・知識や経験をどんどん吸収して身につけられるのは、20代の今のうちだけ。

・札幌に居続けるよりも、東京に出るほうがたくさんの仕事と機会があるはず。

現に、今働いている損害保険会社の本社だって東京にある。

同時に、新卒で仕事を辞めるということに葛藤もありました。

・経歴に傷がついてしまうのではないか。

・忍耐力や継続力が無いと見られるのではないか。

「仕事を辞めたい。」

この思いを飲み込んだまま、悩む日々が続きました。

ある日、営業先とのアポをすべてキャンセルして、私はそのまま営業車で石狩の海に向かいました。

波を見ながら何時間かボーっと過ごして、そして決意しました。

「次に行こう」と。

入社して1年、私は新卒で仕事を辞めました。

その後、東京に出てやりたい仕事を探しながら職を転々として、結局、一番自分に向いていたプログラミングの仕事を選びました。

あの時の英断があったから、やりたい仕事を見つけることができたし、仕事が楽しいと思える毎日を過ごせています。

「新卒だから、まだ転職するのは早いかな…」

「仕事が合わないから変えたい。けど、新卒で辞めたいなんてとても言えない。」

でも、すでに自分に合っていないと感じ始めている仕事を続けても、その時間はもったいないものです。

学ぶ意欲は半減するし、同世代との差がどんどん開いてしまいます。

むしろ、新卒ならまだやり直せるチャンス。

私は自分の経験からそう思います。

仕事を辞めたいと言えないときの対処

『退職願』を渡す

お渡ししたいものがあります。

『退職願』を書いて、上司に渡す。

このやり方なら、「辞めたい。」という言葉を発する必要はありません。

私が辞めるときに取った方法は、この方法です。

上司にスッと渡しました。

上司は一瞬びっくりしていましたが、「わかった。預かっておく。」と言って受け取ってくれました。

ただし、必ずしも辞めることに納得してくれるとは限りません。

退職代行を利用する

辞める意思が固まっている場合は、退職代行に依頼する方法があります。

退職代行があなたの代わりに、辞めることを会社に伝えてくれます。

たとえば、 退職代行SARABA は、退職の悩みを一手に引き受ける相談体制を整えています。

「仕事辞めたい。」と言えない苦しい状況を、LINEで相談できます。

相談は完全無料です。料金もリーズナブルで良心的なサービスです。